【プラセンタ注射】一時取り扱い中止
プラセンタ注射(ラエンネック)に関して、製造元から、しばらくの間使用中止の連絡がありました。
同剤を投与された患者さんが数ヶ月後にB型肝炎と診断され、投与されたラエンネックから同ウイルス断片の可能性がある成分が検出された為、使用中止の案内があった次第です。現時点で因果関係は否定的と考えられており、今回の使用中止はあくまでも安全性の再確認を目的としたものとの事です。
ラエンネックに関しては、B型肝炎ウイルスが混入する可能性は極めて低い製造方法をとっており、これまでも感染が明らかになったケースはありません。
ご迷惑をお掛け致しますが、上記報告を受け、当院では安全性の確認が取れるまでラエンネックの使用を中止する事と致しました。
今後情報が入り次第、改めてお知らせいたします。
何卒ご了解頂けますようお願い申し上げます。
尚、製造元よりロットを確認し、当院が管理している管理簿を確認致しましたが、使用履歴はございませんでした。
株式会社日本生物製剤からの文書